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WordPress スパムメールとは?被害に合わない対策を取ろう!

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スパムメール(迷惑メール)を回避せよ!

つい先日(1/22)私の使用しているレンタルサーバー会社(Xserver)から、注意喚起のメールが来ました。
(当記事執筆時、フィッシングメールの注意喚起メールも届きました。併せてご注意ください!)

それは、問い合わせフォーム(メールフォーム)を使用した「スパムメール」に関してのものです。

スパムメールは法規制されています。

ですが、今この時もネット環境はスパムメールのような危険にさらされています

様々な対策を取っても、網の目を掻い潜り新たな脅威がやってきています。

常にイタチごっこの状態にあるのです。

皆さんはそんなスパムメール&迷惑メールの対策は万全ですか?

ネットショップやメルマガ運営をするのなら、安全に運営するためにも法規制も確認しておく必要があります。

また、サイト運営者側としてのスパムメール被害に合うと、知らない間にサイトの信頼性を失う事にも繋がりかねません。

スパムメールが送られる事による弊害を知り、正しい対策を取ることで、快適で安全なインターネット生活が送れるようにしましょう。

●この記事を読むと分かること
・スパムメールとは何か
・スパムメールによる被害
・スパムメールへの対処方法
・スパムメールの法規制

目次

スパムメールとは何?

スパムメールとは、受信者が欲しくも無い広告・宣伝メールが、一方的に送られてくるものです。

迷惑メールとも呼ばれています。

迷惑メールの種類

くま太君

迷惑メールにはたくさんの種類があるよ。
どれも迷惑に変わりないから、適切な対策を取ろう!

スパムメールは広告・宣伝が目的となりますが、次の様な迷惑メールも存在します。

・フィッシングメール
・ウイルスメール
・架空請求メール など

迷惑メールに関しては、日本データ通信協会 迷惑メール相談センターで詳細に取り扱っています。

万が一迷惑メール被害に遭ってしまった時の相談も受け付けでいます。

法規制が厳しくなる前は、全く知らない・身に覚えのない送信者からの広告メールなど、勝手に送られてきたものです。

日に十数通ということは当たり前の状況でした。

これは明らかに自分のメールアドレスが流出していたということです。

これらは、進むネット社会で問題になり、法律で厳しく規制されることになりました

海外でも同様の取り組みがされ、国家間で協力体制を敷いている所もあります。

このように世界規模で取り上げられる問題となっているのです。

スパムメールにはどんな被害が考えられる?

以下にスパムメールの何が悪いのか挙げてみます。

・大量受信による問題
・添付ファイルからの悪意
・リンクURLや配信を停止の悪意
・サイト運営者側の弊害

スパムメールの大量受信による問題

スパムメールイメージ

メールが大量に受信することにより、メールサーバーへの負荷がかかります。

また、本当に必要なメールを見落としてしまう可能性も考えられます。

添付ファイルからの悪意

ウイルスイメージ

受信したメールの添付ファイルを開くことにより、ウイルスが仕込まれる可能性が考えられます。

リンクURLや配信を停止の悪意

リンクURLのクリック、また配信停止処理をしようとした時、意図しないサイトへ誘導される可能性が考えられます。

URLをクリックすることにより、メールに関連した情報が抜き取られたり、架空の請求がされる場合も考えられます。

またウイルスが仕込まれる可能性もあります。

身に覚えのないメールは開かない。

そして、無用にリンクをクリックしないようにしましょう。

WordPressサイト運営者側のスパムメール弊害

スパムメールに関しては、受信者側のみの被害に留まりません。

サイトに設置されているメールシステム(お問い合わせ)を悪用される可能性があるのです。

WordPressの使用であればプラグインや、その他であればPHPなどのメールプログラム等が狙われます。
「コメント」欄でメールアドレスを取得している方の場合も注意が必要です。

自分のサイトを語られたり、データを抜き取られる危険性があるのです。

これらの被害は、気付かない内に行われているケースが多いのですが、サイトの信用問題に関わります。

しっかりと対策をしていきましょう。

受信メールに関しては、とにかく身に覚えのないメールの添付ファイルや、リンクURLは絶対に開いてはいけません。

むしろ、身に覚えの無いメールは開かない!これに限ります!

そうすることによって、例えメールが送られてきても被害は格段に抑えられます。

WordPressスパムメールへの対処方法

セキュリティイメージ

では、どのようにスパムメールに対して対処したら良いのでしょうか?

サイト運営者側と受信者側の視点からお伝えします。

WordPressサイト運営者側のスパムメール対処方法

考えられる対処法を挙げてみます。

・Wordプレスやプラグインのアップデート
・セキュリティソフトやWordpressプラグインの導入
・メールフォームに最新版reCAPTCHA v3の導入
・その他細かい対策

WordPressやプラグインのアップデート

特にメールフォーム関係のプラグインは最新版にしておきましょう。

また、Wordpress自体のアップデートも行いましょう。

こちらでも、セキュリティについて少々触れています。

よろしければ参考にしてみてください。

セキュリティソフトやWordpressプラグインの導入

有料・無料のセキュリティがあります。

自分のサイトにあったものを導入しましょう。

メールフォームに最新版reCAPTCHA v3の導入

古いreCAPTCHAですと、これの回避方法が出ていますので危険性が上がります。

最新版のGoogleが提供している「reCAPTCHA v3」を導入しましょう。

reCAPTCAは、人間とbot(機械)を識別するためのシステムです。

つまり、人間が自ら操作したもの以外を弾くシステムですね。

その他細かい対策

メールフォームに自ら工作をする方法です。

例えば送信ボタンの前にチェックボックスを導入したり、記入箇所に日本語のみ入力を受け付けるようにする等です。

見たことがある方もいらっしゃると思いますが、全て英語表記で送られてくるメールもあります。

自分のフォームに、それらが入り込めないように対策するのです。

今回の私のように、サーバー会社から注意喚起のメールが届くことがありますので、必ず内容を確認して対処していきましょう。

受信者側の対処方法

くま太君

受信者側でもしっかり対策をしよう!
セキュリティを入れるのが、簡単で安心。
それ以外なら、知らないメールは触らない!を徹底してみて!

サーバー側でも、これらスパムメールを初め、迷惑メール対策は取っています。

それでも網の目を掻い潜って、スパムメールはやって来ます。

簡単に受信者側でできる、対処法をまとめると、

・セキュリティの導入
・知らないメールは開かない
・無闇にリンクURLをクリックしない
・迷惑メールへの振り分け設定
・情報にアンテナを自身で張っておく

セキュリティの導入

これが1番安心・安全な方法です。

知らないメールは開かない

受信したメールに関しては、先に述べたように、無用なメール自体を開かない事が最優先です。

ですが、なりすましで自分と関係ある送信者名で送られてくる事もあるでしょう

銀行やショッピングサイト等です。

銀行やショッピングサイトなどのなりすましに関しては、各機関やお店側で情報発信をしています。

これらを確認するのが良いでしょう。

無闇にリンクURLをクリックしない

受信したメールを開くとURLが載っているものがあります。

そのような時は、添付ファイルや、リンクURL等は開かず、メール内容を吟味した上でクリックすることをお勧めします

むやみに添付ファイルや、リンクURLは開かない!

これ、とても大事です。

迷惑メールへの振り分け設定

また、メーラーで「迷惑メールボックス」に振り分ける設定をしておくのが、簡単でお勧めです。

自動的に「迷惑メールボックス」に入るので、うっかりメール自体を開いてしまうケースが格段に下がります。

まれに、必要なメールが「迷惑メールボックス」に入ってしまう事もあるので、「迷惑メールボックス」内を削除するときは注意してください。

情報にアンテナを張っておく

例えば、サーバー側や銀行やショッピングサイト等から、注意喚起のメールが送られてくることがあります。

これらの情報には、目を通しておきましょう。

また、各サイトで「お知らせ」として、様々な情報を発信しています。

こちらも合わせて確認しておくと、より被害回避となりますね。

スパムメールに対する日本の法規制

くま太君

万が一被害にあってしまったら、早急に対処しよう。

以下の法律によって規制されています。

・特定電子メールの送信の適正化等に関する法律
・特定商取引に関する法律の改正

簡単にどのようなものか確認してみましょう。

特定電子メールの送信の適正化等に関する法律

送信者側が対象になります。

大量の広告メールを規制するもので、送信者だけでなく送信をお願い(委託)した者も処罰の対象となります。

以下のサイトで詳細に記載されていますので参考にしてください。
日本データ通信協会 迷惑メール相談センター

特定商取引に関する法律の改正

広告主(販売業者)が対象になります。

以下のサイトで詳細に記載されていますので参考にしてください。
特定商取引ガイド

ネットショップやメルマガ運営をする場合には、関係してくると思いますので確認しておくと良いでしょう。

主に出会い系サイトやアダルトサイト等の商業広告メールを規制するものです。
商業広告メールを送るには以下が義務づけられています。

・受信者の請求・同意がないとメールを送ってはならない
・受信者の請求・同意があった事の記録を保管する

最近の広告用のメールだと、「商品情報のメールはいりますか?」「メルマガはいりますか?」など聞かれると思います。
これが受信者の請求・同意になります。

ですが、明らかに怪しいメール(アダルトサイト・マルチ商法など)に関しては、拒否メールを送ることが却って問題悪化に繋がるケースがあります。

むやみやたらに送信せず相談センターを利用するなど、身を守る事も必要です。

以下に警視庁の迷惑メールに関するWEBページをリンクしておきます。
是非参考にしてください。
警視庁 迷惑メールに法規制

今回のまとめ。スパムメールを知って適切な対策を立てよう!

スパムメールについて、少しでもお分かりいただけたでしょうか?

スパムメールの対策は、受信者側とサイト運営者側それぞれで必要になります。

特にサイト運営者側では知らずの内に、自らのメールフォームが媒介となりスパムメールを配信する可能性や情報漏洩の危険性もあるのです。

これはサイトの信用問題に大いに影響を与えます

当ページの対策等によって、少しでもスパムメールの脅威から離れられればと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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