あれ?
WordPressで画像がアップロードできないよ?!
WordPressをお使いの方なら、動画や画像を管理画面の「メディア」を使ってUPしたことがありますよね?
または、記事の投稿編集画面上で「画像」選択の項目からもUPできますね。
そんな中、あれ?アップロードできない?
というケースがあります。
この場合のほとんどが、設定されているWordpress最大アップロードサイズが、引っかかっている可能性大です。
今は無くても、
こんな場面に出くわす可能性があります。
そんな時は、最大アップロードサイズを確認してみましょう。
簡単に出来ちゃうので、気軽に読んでみてください。
この記事を読むと分かること
・Wordpressメディアの「最大アップロードサイズ」の確認方法
・Wordpress「最大アップロードサイズ」の上限変更方法
画像をアップロードする前に、なるべく綺麗な状態で、画像の容量は小さくしておこう!
簡単に画像を軽量化出来る、無料サイトがあるから参考にしてね。
WordPressメディアの「最大アップロードサイズ」の確認方法はこれ!
この確認はすぐにできるよ。
画像等をアップする場所ですね!
『ファイルをドロップしてアップロード』の、枠線内の下部に『最大アップロードサイズ: 〇〇』とあります。
これがご自身の、実際に動画や画像をアップロードできる最大容量になります。
これで最大アップロードサイズの確認は終了だよ!
すぐに分かったよね。
実はこの容量、人によって異なります。
当ブログ、ゼロブロ雑記帳の最大アップロードサイズは、デフォルトで1G(ギガバイト)でした。
ちなみに、私が仕事で使用しているWordPressの最大アップロードサイズは、初期値が250MB(メガバイト)でした。
全然違いますよね。
そして、250MBだと、画像をアップロードするなら、全く問題ありません。
ですが、動画のアップロードや、サイトのバックアップデータをプラグイン上でインポートするのに、容量が全く足りません。
そのため、最大アップロードサイズが250MBのサイトでは、上限値を引き上げる作業をしました。
下記の記事では、バックアップ&引っ越し系プラグイン「All-in-One WP Migration」 の使い方や、お勧めポイントをご案内しているよ!
併せて確認してみてね!
なぜ、Wordpress最大アップロード上限値が違うの?
この違いは、契約しているサーバーや契約プランによって違っているよ。
私の契約サーバーだと、デフォルト値が1Gでした。
サーバーによっては2MBだったりと、かなりの差があります。
サイトの高速化を考えれば、画像は軽い方が好ましいですね。
ですが「解像度を下げて画像を荒くしたくない」「mp4等の動画をアップしたい」という事があれば、上限値サイズが足りないこともあり得ます。
そうなると、Wordpress最大アップロードサイズの上限値を、変更しなくてはなりません。
WordPress「最大アップロードサイズ」の上限変更方法
WordPress最大アップロードサイズの変更方法はたくさんあるよ。
心配だったら、契約しているサーバー会社に問い合わせしてみるといいかもね。
まず、Wordpress最大アップロードサイズの上限変更の方法に、何があるかというと、
この中のいずれかの方法で、変更ができます。
でも、ボクの今までの経験上、上記3種のファイルの編集だと、変更が効かないものもあったんだ。
特に、レンタルサーバー上で「WordPressの簡単インストール」を行った場合、以下のファイルは編集をしても変更が効かない事があります。
・.htaccess
・functions.phpファイル
この、ファイル編集が効かない!というのは、各サーバーによって、違うようです。
そのため、確実性を取るなら、サーバーパネルからの変更が一番です。
サーバーパネルの操作に不安があれば、契約されているサーバー会社に確認をしてみると良いでしょう。
ここから、実践に入るよ!
サーバーパネルで変更しよう
1番確実な方法だよ。
このサーバーパネルに関しては、各サーバー会社によってインターフェイス(見た目)が全く違います。
ですが、チェックする部分は同じなので、参考にしてみてください。
私はXserverを契約中ですので、そちらのインターフェイスでご案内します。
複数ドメインをお持ちでしたら、変更するドメイン選択 を忘れずに!
以下の項目の数値を、希望の数に変更します。
欲張って、数値を大きくしすぎないようにしましょう。
無理に数値を大きくし過ぎると、サイトが重くなったり、エラーが出てしまう可能性があります。
数値を変更したら、右下の「確認画面へ進む」をクリック。
基本「upload_max_filesize」が一番小さい数値、「memory_limit」の数値が一番大きくなるよう調整します。
問題がなければ右下の「変更する」をクリック。
数字が変わっていたら、成功です。
お疲れ様でした!
ブログを初期から立ち上げた際、皆さんレンタルサーバーで各種設定をされたと思います。
一度はサーバーパネルを触った事があれば、大丈夫!
難しくありません。
そして、この方法が1番確実に反映されます。
ファイル編集をするための基本
まずは簡単にファイルの編集方法を軽くお話するね!
ファイルを編集するときは、基本ホスト(サーバー)へPC等から、接続するための環境を整えます。
サーバー契約をすると、「FTP情報」なるものが、お知らせされると思います。
これが、画像などのデータをアップするための接続情報になります。
WordPressを介さず直接サーバーへアクセスするには、「FTPソフト」が必要になります。
ちなみに私の使用しているソフトは
上記は昔から使用されているソフトで、使い勝手も良いと思っています。
アップデートもされているので、安定して使えています。
FTPソフトを利用して、
ファイル編集作業手順は、概ねこの流れです。
ファイルを変更する際は、必ずバックアップを取っておきましょう。
サイト全体のバックアップでも良いですし、私は編集するファイルのみバックアップしています。
ただし!編集後ファイルをアップロードする場所を、間違えないようにしましょう。
また、ファイルを扱う編集は、思いがけないアクシデントに見舞われることがあります。
このようなカスタマイズは、自己責任のもと、作業を行ってください。
また、今回出てきた「functions.php」はWordPress上で作業も可能です。
その方法は下記に記します。
上記の流れで、FTPを使わず、決まったファイルの編集作業が行えます。
このようにWordPress内には、上記のようにカスタマイズできる場所が、何か所かあります。
ちなみに私は、基本的にファイルを確実にバックアップして作業をしたい派なので、先のFTPソフトを使用した方法で作業しています。
これ以上はまた、長くなってしまうので、また別の機会を設けたいと思います。
php.iniファイル (or .user.iniファイル) で変更しよう
今回作業するファイルは、どれもWordpressの根幹に関わる超重要ファイル!
必ずバックアップを取って作業しよう!
そして、ファイル変更の際は、いつでもバックアップを取る癖を付けておくのがBESTだね!
php.iniファイルとは、PHPの設定のについて定義しています。
FTP上でのファイルの置き場所は、WordPressがインストールされている階層か、その上の階層です。
サーバーによっては、php.iniファイルでの変更が効かない所もあります。
ちなみに、私はXserverを使用していますが、このphp.iniファイルの編集は反映しませんでした。
編集が反映しなかった場合、WordPressインストール階層に「.user.ini」ファイルがあります。
「.user.ini」ファイルにphp.iniファイルと同様の編集を施すと、「最大アップロードサイズ」の変更が行われました。
変更箇所は、下記の黒BOX内の項目を「検索」して探し出し、「=★M」の「★」部分に変更したい数値を書き換えます。
自分のファイルに書いてある数値を参考にしながら、書き込みましょう。
ファイルを変更する際は、必ずバックアップを取っておきましょう。
また、ファイルを扱う編集は、思いがけないアクシデントに見舞われることがあります。
このようなカスタマイズは、自己責任のもと、作業を行ってください。
upload_max_filesize = ★M
post_max_size =★M
memory_limit = ★M
基本「upload_max_filesize」が一番小さい数値、「memory_limit」の数値が一番大きくなるよう調整します。
ちなみに、私のサーバーの初期値は、上記数字すべてが1GBでした。
ここまで終了したら、WordPressで最初に確認した、WordPressメディアの「最大アップロードサイズ」が変更されているかチェックしましょう。
数字が変わっていたら、成功です。
.htaccessファイルで変更しよう
.htaccessファイルについては、こちらで説明していますので、参考までまでに、良かったらご覧ください。
ファイルの場所は、WordPressをインストール後、FTPで見ると第1階層にあります。
編集に関しては、上記php.iniファイルと同じです。
変更箇所は、下記の黒BOX内の項目を「検索」して探し出し、「=★M」の「★」部分に変更したい数値を書き換えます。
自分のファイルに書いてある数値を参考にしながら、書き込みましょう。
ファイルを変更する際は、必ずバックアップを取っておきましょう。
また、ファイルを扱う編集は、思いがけないアクシデントに見舞われることがあります。
このようなカスタマイズは、自己責任のもと、作業を行ってください。
php_value memory_limit ★M
php_value post_max_size ★M
php_value upload_max_filesize ★M
ここまで終了したら、WordPressで最初に確認した、Wordpressメディアの「最大アップロードサイズ」が変更されているかチェックしましょう。
数字が変わっていたら、成功です。
functions.phpファイルで変更しよう
functions.phpファイルとは、WordPressテーマの根幹を定義しています。
変更箇所は、下記の黒BOX内の項目を「検索」して探し出し、「=★M」の「★」部分に変更したい数値を書き換えます。
自分のファイルに書いてある数値を参考にしながら、書き込みましょう。
ファイルを変更する際は、必ずバックアップを取っておきましょう。
また、ファイルを扱う編集は、思いがけないアクシデントに見舞われることがあります。
このようなカスタマイズは、自己責任のもと、作業を行ってください。
@ini_set( ‘memory_limit’, ’★M’ );
@ini_set( ‘post_max_size’, ’★M’);
@ini_set( ‘upload_max_size’, ’★M’ );
ここまで終了したら、WordPressで最初に確認した、メディアの「最大アップロードサイズ」が変更されているかチェックしましょう。
数字が変わっていたら、成功です。
今回のまとめ。Wordpress最大アップロードサイズの変更は要チェック!
ブログで使用するサムネイルを、毎回アップする程度の容量であれば、大抵問題なくWordpressアップロードサイズが小さくても(2MBとか)作業できます。
ただ、少しでも大きいサイズの画像や動画、バックアップデータなどをWordPress上からアップしようと試みた場合、「最大アップロードサイズ」が引っ掛かり、アップできないという場面に出くわすことが出てきます。
今回は、そんなピンチ時の解消方法です。
WordPressでの「最大アップロードサイズ」の変更は、いくつか方法があります。
一番確実なのは、私の経験上では、サーバーパネルで変更してしまうことです。
問題無く変更が反映されました。
その他の、ファイル編集をして変更を試みる場合、各使用サーバーによって、効かないことがあります。
その為、幾つかの方法を試してみる必要があるかもしれません。
また、欲張って、変更数値を大きくしてしまうと、サーバーに負荷がかかり、動作が重くなってしまうことがあるので、注意しましょう。
もし、大容量のデータをアップしたい!となった場合、一時的に「最大アップロードサイズ」を上げます。
そして、データアップ作業を終了したら、小さい数値に戻してしまえば良いのです。
ブログサイトの根幹に関わるサーバーやファイルを編集するのは、とても勇気がいりますよね?
私も仕事上、色々な場所を触っていると言っても、未だにサイトの根幹部分なんて触りたくなんかない!……のです。
場合によりますが、真っ白になったり、動かなくなったりしますので。
でも、そんな面倒な奴らを編集してあげれば、それだけ使いやすい、良いサイトになってくれるのです。
では、最後に一言!
様々な作業をする時は、必ず最悪の事態に備えておきましょう。
・こまめにサイト全体のバックアップをしておく
・ファイルを編集する際は、必ずバックアップを取ってから作業をする
・作業時、作業のメモを残しておく(作業手順に沿って、戻っていけば、正常な状態にまで戻ることができるかも!)
より良いサイトにするために、新しい事に挑戦し、今までのサイトを守るために、キチンとバックアップをする。
この繰り返しなのでしょうね。
簡単なようで、難しいこの言葉、頭の片隅にでも残していただけたら幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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