突然だけど、PC(パソコン)やスマホに溜まった写真などのデータ、どうしてる?
データの転送速度が速くて、PCでもiPhoneでも共通してサクッと使えるアイテムないかな~
私は無料のGoogleドライブ(クラウドストレージ)を使って保存や整理、PC(パソコン)とスマホのデータ移動などを行っていました。
用途によって複数使っています。
無料で使えていたし、良いといえばよいのですが……
でもここで不満が!
- 容量が足りなくなった
- クラウドストレージの有料版だと毎月お金が掛かる
- 転送速度が遅い
- PC(パソコン)とスマホのデータのやり取りが面倒
特に転送速度にいつもイライラMAX!
そこで色々考えた結果、USBメモリを購入したのですが、これがなかなか使い勝手がよかったので、おすすめポイントをシェアしていきたいと思います。
- 写真などのデータがPCやスマホで容量がいっぱいになっている
- 写真などのデータを整理・保存したい
- 他のデバイス(PCやスマホ)とのやり取りに時間を掛けたくない
こんなお悩みのある方の、参考になれば幸いです。
USBメモリの他、保存ができるアイテムには何がある?
最近は写真などのデジタルデータが増えて、困っている方多いと思うんだ。
ブログやWEBの制作作業をしていると、思いの他画像などのデータが増えていきます。
またスマホで写真や動画をたくさん撮影する方もいるでしょう。
これらの他、私はイラスト作成や動画編集もしているので、PCやスマホのデータの行き場に悩んでいました。
さらにスマホで撮影したデータをPCで編集するため、データ移動にも頭を悩ませていたのです。
今まではこれらをGoogleドライブを活用していましたが、以前より、もっと自分に合った方法がないか考えていたところです。
そこでまずはデータ保存ができるアイテムを簡単にまとめてみました。
ここでご自身に合ったアイテムがあるか参考にしてみてください。
価格や使い道によって、選択されると良いと思います。
- USBメモリ
- クラウド系ストレージ(ドライブ)
- 外付けSSD
- 外付けHHD
- 追加書き込みできるDVD
これらのアイテムの簡単な特徴を、表にまとめました。
このようなアイテムを選ぶときは、ご自身の使い道、何の特徴を優先して使いたいかを念頭に考えると、自分に適したアイテムを見つけることができます。
特徴 | USBメモリ | クラウド | 外付けSSD | 外付けHHD | DVD |
手軽さ | |||||
価格 | |||||
容量 | |||||
耐久性 | |||||
セキュリティ | |||||
スマホ |
先に上げた5つのアイテムの特徴を、簡単にご案内しておきますね。
USBメモリ
今回ボクがおすすめしているアイテムだね。
USBメモリは便利で持ち運びしやすいですが、紛失やセキュリティ面には注意が必要です。
- 携帯性
小型で軽量なので、どこにでも持ち運びしやすい。 - 大容量
比較的小型ながら、数GBから数百GBまでのデータを保存可能。 - 手軽さ
挿すだけで使えるため、設定がほとんど不要。 - 耐久性
ハードディスクに比べて機械的な可動部分がなく、物理的に壊れにくい。 - 価格が安い
高容量でも手頃な価格で手に入る。
- 紛失しやすい
小さいため、持ち運びの際に紛失しやすい。 - セキュリティリスク
盗難や紛失した場合、データが漏洩する危険性がある(暗号化すれば軽減できるが、多くの人は行っていない可能性がある)。 - 書き込み回数に限度がある
フラッシュメモリの特性上、書き換えできる回数に制限がある(ただし、通常使用で問題になることは少ない)。 - ウイルス感染のリスク
USBメモリは、接続したPCがウイルスに感染している場合、そのウイルスがUSBメモリに移る可能性がある。
クラウド系ストレージ(ドライブ)
PCでもスマホでも、すぐに使えるのが魅力だね。
Googleドライブなどのクラウドストレージは、ネットが繋がればどこからでもアクセスできます。
そのため利便性が高く、多くの面で優れているといえます。
反面、セキュリティやインターネット環境の依存といったリスクも伴い考えられます。
- アクセスの便利さ インターネット接続があれば、どこからでもデータにアクセスできる。スマホやパソコン、タブレットなど複数のデバイスで利用できる。
- 自動バックアップ
データがクラウド上に保存されるため、ローカルストレージの故障や紛失があってもデータを失うリスクが低い。 - 共有の容易さ
他のユーザーと簡単にファイルを共有でき、共同作業がスムーズに行える。 - 容量の拡張が容易
必要に応じて、簡単にストレージ容量を増やすことができる。
- インターネット環境に左右される
インターネット接続がないとデータにアクセスできない。また、接続が遅いと大容量のデータのアップロードやダウンロードに時間がかかる。 - セキュリティリスク
クラウドサービスがサイバー攻撃を受けたり、データ漏洩のリスクがあるため、個人情報や機密情報の取り扱いには注意が必要。 - コストがかかる
大容量を利用したり、法人向けの高機能プランを利用すると、長期的に見てコストがかさむことがある。 - プライバシー懸念
データが第三者のサーバー上に保管されるため、プライバシーに関して不安を抱くユーザーもいる。
外付けSSD
デジタルデータを移動させるときの、転送速度がメッチャ早いの!
ボク、仕事で使ってるけど、チョー快適!
外付けSSDは、特に速度や耐久性を求める場合とても優秀です。
価格はお高い傾向にあります。
- 高速な読み書き
従来のHDDと比べ、データの読み込み・書き込み速度が非常に速く、大容量のデータでも短時間で転送できます。 - 耐久性
可動部分がないため、衝撃や振動に強く、故障しにくいです。持ち運びにも適しています。 - コンパクトで軽量
外付けHDDに比べて小型で軽量なモデルが多く、持ち運びに便利です。 - 静音性
可動部分がないため、動作中も無音に近く、動作音が気になりません。 - 長寿命
HDDに比べて消耗が少なく、長期間安定した性能を維持しやすいです(ただし、寿命には限界があります)。
- コストが高い
同じ容量のHDDに比べて価格が高めです。特に大容量モデルではコストが目立ちます。 - 容量面で劣る
高速なSSDでもHDDほどの大容量を安価に確保することは難しく、特にテラバイト単位の保存にはコストがかかります。 - 書き込み回数の制限
フラッシュメモリの特性上、書き込み回数に制限があり、限界に達すると劣化が進みます。ただし、通常の使用ではこの問題が発生することは稀です。 - 紛失や盗難リスク
外付けデバイスであるため、持ち運び時に紛失や盗難のリスクがあります。重要なデータは暗号化などの対策が必要です。
外付けHDD
選ぶ容量に対して、すごくコスパがいいのはこれかな?!
外付けHDDは、大容量のデータを保管したい場合に最適ですが、速度や耐久性、携帯性の面ではやや劣る点に注意が必要です。
- 大容量
他のストレージ(USBメモリやSSDなど)に比べて、非常に大容量のデータを低価格で保存可能です。数テラバイト(TB)単位のデータを手軽に保管できます。 - コストパフォーマンス
容量あたりの価格が安く、コストパフォーマンスが非常に高いです。大量のデータ保存に向いています。 - 長期保存に向いている
大量のデータを保管し、必要なときに取り出す用途に適しています。定期的なバックアップ用途にも便利です。 - 幅広い互換性
外付けHDDは、WindowsやMac、さらにはスマートTVやゲーム機でも広く使用できるため、汎用性が高いです。
- 読み書き速度が遅い
外付けSSDに比べて、データの読み込みや書き込み速度が遅いです。特に大容量データの転送には時間がかかります。 - 耐久性が低い
HDDは内部に可動部品があるため、衝撃や振動に弱く、落としたりすると故障するリスクがあります。持ち運びには注意が必要です。 - 重量とサイズ
外付けSSDやUSBメモリに比べて大きくて重いモデルが多いため、携帯性に劣ります。 - 動作音と発熱
データアクセス時に動作音があり、HDDが回転するため多少のノイズが発生します。また、長時間の使用で発熱することもあります。 - 消耗
可動部分のある機械であるため、長期的には劣化し、寿命が短くなる可能性があります。
追加書き込みできるDVD
あんまり、データの追加書き込みって、イメージしてなかったな~。
DVDには追加書き込みができるタイプがあります。
追加書き込みができるタイプのDVDは、手軽にデータを保存したい場合や、安価に物理的なバックアップを取りたい場合に便利です。
ですが速度や容量、長期的な保存性には制限があります。
- 追記可能
容量が残っていれば、データを追加して保存できる(特にDVD-RWやDVD+RWでは、繰り返しの書き込み・削除が可能です)。 - コストが安い
HDDやSSDに比べて、メディアのコストが非常に低く、大量のデータを安価に保存できる。 - 物理的なバックアップ
デジタルデータの物理的なバックアップとして使用でき、ネットワークに依存しない保存方法です。 - 耐久性
光ディスクは衝撃に強く、電磁的な影響を受けにくいため、長期保存に適しています。
- 書き込み速度が遅い
書き込み速度がUSBメモリや外付けSSDに比べて遅く、大容量データの保存には時間がかかる。 - 容量が少ない
DVDの容量は4.7GB(片面)や8.5GB(両面)と、USBメモリや外付けHDDに比べるとかなり少ないです。大容量のデータ保存には不向きです。 - 書き込み回数に制限
DVD-RやDVD+Rは一度書き込むと削除できず、DVD-RWやDVD+RWは書き換え回数に限界があります(通常1000回程度とされています)。 - 劣化のリスク
光ディスクは長期間保存していると、傷や経年劣化でデータが読み取れなくなるリスクがあります。 - 互換性の問題
書き込み方式によって、異なるドライブやプレイヤーで読み取れない場合があります。
クラウドストレージの使用で不満が爆発?!
写真を初め画像データなど、デジタルデータを保存するアイテムはたくさんあります。
その中でどのデバイスを選ぶかは、
- 使い道
- 価格
これが大きな目安になるのではないでしょうか。
私は、今まで写真を含めた画像や、動画データなどはGoogleドライブを使って保存やデバイス間のやり取りを行っていました。
ですが長くクラウドストレージ(Googleドライブ)を使っていると、無料の容量がひっ迫してきます。
Googleドライブが無料で使える容量は15GBで、それ以上は有料になります。
ちなみに2024年10月現在、Googleドライブの有料価格は以下です。
プラン | 容量 | 価格 |
無料版 | 15GB | ¥0/月 |
ベーシック | 100GB | ¥250/月 |
プレミアム | 2TB | ¥1,300/月 |
AIプレミアム | 2TB | ¥2,900/月 |
これだけ見ると安いし、お得な感じがしませんか。
ですが月額制ですから、ベーシックプラン(100GB)で、単純計算以下の価格が掛かるんです。
- 1年間 ¥3,000
- 2年間 ¥6,000
- 3年間 ¥9,000
Googleドライブなどのクラウドストレージは、ネットさえ繋がっていれば、割とどこからでもアクセスできるので、便利です。
PCでもスマホでも使えますしね。
でも私は以下のように、アクセスの良さよりも、不満が上回ってしまいました。
こんな不満をかんじたことはない?
- 容量が足りなくなった
- 毎月お金がかかるのはちょっと。長い目で見るとかなり割高に。
- データ転送のスピードが遅い
今まで使っていたクラウドストレージ(Googleドライブ)に不満が出てきた!
- 容量が足りなくたった
- 転送速度が遅い
容量が足りなくなった
この場合は、有料契約をして容量を増やせばよいのですが、お金が掛かります。
Googleドライブは他のクラウドストレージと比べても、良心的な価格ではあります。
でもあまりお金かけたくないんだよね。
容量に関連することについて、以下の問題点がありました。
- 使い続ける限り、お金をずっと払わなくてはならない
- 解約するときに、データの扱いに困る
1か月の価格が安くても、使い続ければ、ばかにならない金額が掛かります。
そしてお金を払うのを止めたら、大量に保存したデータの行く先に困ります。
契約していたGoogleドライブなどの、クラウドストレージが使えなくなるので、当然ですよね。
解約するなら、要は、データを削除するか、別の場所に移し替えしなくてはいけなくて、かなり面倒!
先々を考え、こうなる前に別案を考えた方が、逆に楽だし便利だなと考えました。
転送速度が遅く、イライラMAX!
デジタルデータのやり取り、転送速度に関係するのは、主に以下の2点です。
- ネットの通信環境
- 写真などのデジタルデータの容量(ファイルサイズ)
Googleドライブなどのクラウドストレージへ、写真や各種デジタルデータをアップロードやダウンロードをするには、ネットの通信環境に影響されます。
そして扱う写真や画像、各種ファイル類のデジタルデータの容量(ファイルサイズ)も、通信速度や転送時間に関係してきます。
当然各種デジタルデータの容量(ファイルサイズ)が大きければ、その分時間が掛かります。
私は写真やイラスト画像などの他、動画データも扱うので、デジタルデータの容量(ファイルサイズ)は大きいです。
1つのファイルだけでも時間が掛かるのに、複数のデジタルデータを転送させるとなると、イライラが止まりません。
時には転送がうまくいかないこともあります。
そんなことから、この無駄な時間を解消したいと、前々から思っていたんです。
USBメモリがおすすめな理由
写真や画像、動画データなどのデジタルデータの保存をするためのアイテムは、使い道によって選ぶのがおすすめです。
クラウドストレージから移行を考えたとき、候補に上がったのは、USBメモリと外付けSSDです。
ですが結果的にUSBメモリを購入しました。
ここではなぜUSBメモリを選んだのか、をまとめていきます。
ご自分の状況と照らし合わせて、考えていただくと参考になるのではと思います。
(参考)私が扱うデジタルデータの種類
参考までにボクが扱うデータの種類を、掲載しておくよ。
みんなは何のデータを扱うかな?
データの種類 | 拡張子 他 |
写真などの画像 | .jpeg / .png / .psd / .eps / gif 他 |
イラスト | .ai |
動画 | .mp4 / .mov / .wmv |
動画編集 各種ファイル類 | Adobe Premiere Pro使用 |
音声 | .mp3 / .wave |
主にだいたいこんな感じです。
といっても、上記種類ならプロの方以外なら、どれかにだいたい当てはまるのではないでしょうか。
(参考)私がUSBメモリを使う、使い道
ボクがどんな風にアイテムを使いたいか、掲載しておくね。
同じような使い道を考えていたら、参考になるかな?って。
私が保存アイテムをどう使っているか、使いたいかは、こちらです。
- デジタルデータの保存
- PC(スマホ)の整理
- 他デバイスとのデジタルデータのやり取り(PCからPC/スマホからPCなど)
今回の私のメインの目的は、③他デバイスとのデジタルデータのやり取り(PCからPC/スマホからPCなど)です。
デジタルデータの移行が多く、ネット環境だと速度が遅かったのが理由です。
USBメモリを選んだ理由
そもそも今回の私の使い道としては、
PCとiPhone間でのデジタルデータのやり取りを、サクッとしたい!
だったんです。
データ保存というよりも、違うデバイス間での、データの転送を速く、簡単に行いたいという部分です。
そしてアイテムについて、USBメモリを選んだ理由は以下です。
- アイテムの価格がお安め
- データ移動が主な使い道のため、大容量が不要
- PCとiPhone両方で使える
簡単にこれら全てを賄えるのが、USBメモリだったんですね。
USBメモリは以前からある(日本では2000年から発売開始)アイテムですが、年々改良されています。
昔は、USBメモリを使うのに、PCにドライバをインストールする必要があったり、いちいちフォーマット(初期化)する必要があったり。
別のOS同士ではうまく使えなかったりと、かなり不便でした。
でも現在はこれらの状況が、改善されているので、使い勝手がとても良くなっています。
外付けSSDでも、今回私が望むような使い方が可能ではありますが、
- USBメモリの方が、PCとスマホ(iPhone)両デバイスで使うときは、使いやすい(簡単)
- USBメモリの方が、価格が安い
- 価格が安いので、持ち運びで万が一があっても、諦めがつきやすい。
これらの理由からUSBメモリの購入に踏み切りました。
外付けSSDにしなかった理由
使い道によってはUSBメモリよりも、外付けSSDの方がおすすめな場合もあるよ。
デジタルデータの保存がメインなら、価格は高いけど外付けSSDはおすすめだよ。
外付けSSDにしなかった理由は、私の使い道にあります。
主な使い道は写真や画像などのデジタルデータの保存ではなく、デジタルデータの移動手段だったからです。
デジタルデータバックアップ&保存の用途で、外付けSSDをPCで使用していますが、転送速度もサクサクで快適に利用しています。
ちなみに仕事で使用している外付けSSDは、以下です。
BUFFALO ポータブルSSD SSD-PUT500U3-B/N
巷で人気なのは、この機種!
Amazonなどショッピングサイトでも評価が高く人気商品。
またYouTubeでも製品情報がとても多い製品だよ。
安心の日本製(旧東芝)。
東芝のメモリ事業を会社分割して出来た会社なんだ。
この製品はiPhone15での利用ができるようですが、ご利用は自己責任でお願いします。
また当記事執筆時点では、未発売ですが、キオクシアからEXCERIA PLUS G2という、超小型で耐久性アップした製品も発売予定。
発売は2024年11月下旬とのことです。
⇒ キオクシア株式会社 EXCERIA PLUS G2の製品紹介ページはこちら
話を戻して、外付けSSDにしなかった理由は、
- iPhoneでの利用が怪しい(私はiPhone14だから)
- 外付けSSD使用により電力を使うので、iPhoneで変換アダプタが必要
調べてみると、iosのバージョンによっては、外付けSSDは使えそうなのですが、確実ではありません。
特に、私のiPhone14ProMaxだと、少々怪しい雰囲気でした。
また変換アダプタが必要だったため、USBメモリを購入しました。
iPhoneでも使えるUSBメモリとは?選び方のポイント
PCとスマホ両方でUSBメモリを使うなら、気を付けて!
- iPhoneなら、MFi認証製品がおすすめ
- 端子の合っているもの
- USBメモリの扱いが簡単なもの
- USBメモリの価格や容量と相談
iPhoneならMFi認証製品がおすすめ
iPhoneでUSBメモリを使用するなら、できればMFi認証の製品が安心です。
MFi認証とは、Apple社が定めた性能を満たした製品ということです。
要はApple社の製品と互換性がある、考えて問題ありません。
あくまでもApple社の製品ではないですし、電子機器なので、絶対ではありませんが、トラブルが少ない可能性があります。
端子の合っているもの
また当然ですが、PCやスマホに差し込む端子(口の所が合う形)が合っていないと使えませんよね。
よく聞く、Type-AとかType-C、Lightningとかいうヤツです。
端子が違っている場合でも変換アダプタで、端子を変えれば使えますが、あまり余計な部品は増やしたくありません。
ボクが使っているUSBメモリはこんな感じだよ。
最近のUSBメモリは、数種の端子が付属している製品もありますし、最初から端子が2種類で完成している製品もあります。
PCとスマホで使う場合、それぞれの端子が違う場合が多いので、ご自分が使うデバイスを確認した上で購入しましょう。
iPhoneでUSBメモリの扱いが簡単なもの
USBメモリの製品によってまちまちなので、購入するときは、仕様を確認することが重要です。
- 何もせず、USBメモリを接続したら、すぐに使えるもの
- スマホで専用アプリのインストールが必要なもの
- フォーマット(初期化)が必要なもの
このように製品によって色々です。
MFi認証製品を選ぶ場合は、USBメモリの専用アプリをインストールが必要な製品が多いようなので、注意してください。
ちなみに私は、USBメモリの扱いが簡単なもの、の観点から以下のものを購入しました。
- iPhoneでもPCでも使えるUSBメモリ(なんならタブレットでも使える)
- 専用アプリ不要のもの(差したらすぐ使えるもの)
実はMFi認証製品に準拠したものではないのですが、現状問題なく使用できています。
ここは自己責任の元、購入する必要がありますので要注意です。
専用アプリ不要だったので、USBメモリを差してすぐに使えて、転送速度も速く快適です。
クラウドストレージでデジタルデータの転送にイライラしていたことを思えば、何で早くUSBメモリを買わなかったのか、自分を責めているところです。
USBメモリの価格や容量を参考にする
当然USBメモリの容量が大きければ、価格も高くなります。
またMFi認証製品であったり、メーカーによっては、こちらもまた製品によって価格が高くなります。
もしUSBメモリを、写真や画像などのデジタルデータの保存用として用意するならば、容量が大きい製品を選ぶ方が便利でしょう。
1TBや2TBなど以上の大容量のUSBメモリもあります。
ただ、私のようにデジタルデータの移行用が主な用途であれば、そんなに大容量のUSBメモリは不要なので、128GBや50GBもっと少ない容量でも事足りますね。
価格はピンキリですが、¥2,000台~¥4,000台でも、USBメモリの容量も大きく良い製品を購入することができます。
ちなみにスマホ云々は抜きにすれば、ダイソー(百均)でもUSBメモリを購入できます。
USBメモリでPC・iPhoneのデータ移行がこんなに簡単!
私が購入したUSBメモリは、iPhoneで使用するための、専用アプリが不要な製品です。
手元に商品が届いたら、いらん設定は一切なく、USBメモリを差したらPCでもiPhoneでも使えました。
設定が何もいらないので、もうこれだけで便利!
iPhoneの写真や動画データを、USBメモリに転送するのも簡単です。
iPhoneに初期からあるファイルアプリを使用します。
これだけで、USBメモリに写真と動画データを転送できました。
手間がありそうに思えますが、これだけのデータをクラウドストレージに転送する時間よりも、全然掛かっていません。
約130MBの全データを7秒程で転送完了です。
計測!)USBメモリのデータのスピーディさを測ってみた!
ちょっとデジタルデータの転送速度のテストをしてみたよ。
結果としては、やはり外付けSSDが一番早いですが、USBメモリも許容範囲だと思います。
外付けSSDは速いという刷り込みがありますが、それと比較しても私的には、納得できる結果でした。
今までクラウドストレージで、イライラしていたからとも言いますが……
気軽に利用するにはUSBメモリが、とても優秀であると実感しました。
テスト概要
テストしたデジタルデータ内容は以下です。
検証アイテムは以下で、条件はPCから各アイテムへデジタルデータの転送。
- USBメモリ
- 外付けSSD
- Googleドライブ(クラウドストレージ)
テスト結果
やっぱり外付けSSDは、速かった!
- 外付けSSD 50.85秒
- USBメモリ 1分59.70秒
- Googleドライブ(クラウドストレージ) 8分4.47秒
今まで私はクラウドストレージでこんなに時間を掛けていたので、速くUSBメモリにすれば良かったと後悔しています。
クラウドストレージではその時の通信環境にも大きく左右されますが、私の環境化では、だいたい今回の結果のような感じです。
今回は特に2GB以上のデータを使ったので、余計に時間が掛かった印象です。
時間を有効活用するためには、この結果はかなり参考になるのではないでしょうか。
USBメモリからPCへコピーした時間も計測したよ。
そんなにPCからUSBメモリへコピーする時と変わらなかったな。
USBメモリが便利でも、他のアイテムの併用はおすすめ
いくらUSBメモリ押しでも、大事なデータの扱いには、アイテムの併用がおすすめ。
USBメモリがサクッと使えて、手軽で便利ということが痛いほど実感したところです。
ですが、デジタルデータを扱うには、実は他のアイテムとの併用がおすすめです。
データが大事なら、アイテムは信用しすぎるな!
という教訓が身に染みているんだ!
私は仕事でWEBやDTPなど、どっぷりデジタルデータに浸って生活しているのですが、データの扱いには気を配っています。
アイテム併用がおすすめな理由
データが消えちゃう可能性や、使い勝手を考えると、データの重要度が高いほど、アイテムの併用をおすすめするよ。
保存用アイテムの併用をおすすめするのには、理由があります。
- データが無くなる可能性があるから
- 機器が壊れる可能性があるから
モノは、いつかは遅かれ早かれ、壊れます。
1つのアイテムに依存していて、大事なデータがきれいさっぱり消えてしまった、そんなことにならないように、アイテムの併用がおすすめなんですね。
私は仕事柄デジタルデータを扱っています。
実はある日、作業中のPCが「パンッ!!」という破裂音と共に、PCが落ち、電源がつかなくなりました。
電力供給部分が、破損してしまったんですね。
パンフレット制作中で、その日印刷屋さんにデータを渡す大事な日だったのにです。
修理が終わるまでPCが使えません。
幸いメモリ関連に問題がなかったので、PCのデータは無事だったのですが、データが消えていたらと思うと、吐きそうです。
こんなレアケースがないとも言い切れないので、データのバックアップは慎重にしておきたいところですね。
私は仕事で外付けSSDと、会社のNASを使ってデジタルデータのバックアップや保存をしています。
NASはネット回線を使用して、HDDにデータを保存して置けるものです。
NASの場合は自社で管理しているので、クラウドストレージよりは、扱いが楽です。
ですがネット環境に左右されるので、通信が不安定だとイマイチ転送速度が遅かったり、転送エラーになる場合があります。
とはいえ大容量を保存できるので、使い勝手としては悪くありません。
会社のNASの場合、IP縛りで繋げないPCもあるので、フットワークは良いとは言えませんが。
ちなみに自宅用に自分でNASを設定することも可能です。
家族やPCやスマホ、タブレットなど共有できるので、ちょっといいなと考えたこともあります。
対して外付けSSDだと、壊れたPCから外して、他のPCに繋げてすぐに作業できるので、便利です。
このように、いざというときや、デジタルデータが消えてしまうことを考えると、保存アイテムは併用することがおすすめなんですね。
プライベートでは、USBメモリ、クラウドストレージ、外付けSSDを使い道に応じて使い分けています。
- USBメモリ
-
デジタルデータのやり取りや、そのデータの一時保存に使用
- クラウドストレージ
-
直近のデジタルデータを一時保存
- 外付けSSD
-
PCやスマホの整理、長期保存データを管理
場合により制作作業の保存先などにも利用
何か、参考になりましたでしょうか。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、データが消えるかもしれない恐怖に直面した経験があるからこそ、くどいほど対策をしています。
今回のまとめ。これはおすすめ!USBメモリが1つあると便利。
USBメモリは他の保存に適したアイテムと比べても、
- デジタルデータの移動などちょっとしたときに使える
- 保存アイテムとして使える
- USBメモリの容量に対して、外付けSSDなどより価格が安い
など用途によって、チョット使いからガッツリ使いまで、幅広く活用できるアイテムです。
特にブログなどのWEB制作や動画編集、仕事などでデジタルデータを扱う場合、1つあればとても便利です。
以前よりもUSBメモリは転送スピードも速くなりましたし、様々なデバイスで共通して使えるようにもなりました。
また価格もUSBメモリの容量の割に、安く購入できるのがありがたいです。
さすがにサイズ自体は、手で握れる程小さいアイテムですから、紛失には気を付けなくてはなりませんが、最近ではパスワード保護付きUSBメモリもあり、セキュリティ面を強化した製品もあります。
なかなか機動力のあるUSBメモリ、デジタルデータを扱うならおすすめのアイテムです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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