時間短縮にもなって、便利なWordPressのページ複製。
今回はWordPressの複製方法と、その使い道をご案内するよ。
WordPressの記事の複製って、あまり使わないよな〜、本当に必要なの?
と思っている方へ!
私は当ブログの他、WEBの仕事もしているのですが、実はWordPressのページの複製は結構使っています。
無ければ無いで何とかなるけど、あれば便利なWordPressのページ複製。
今回はそのWordPressのページ複製の方法と、使い道の実例も絡めて、ご案内します!
『Yoast Duplicate Post』の使用上の注意事項も解説していますので、ぜひ一読ください。
効率的な記事作成・リライトには欠かせない情報になっています。
時間短縮つながりで、ショートカットの利用はおすすめ!
良かったら、参考にしてみてね。
WordPressで記事の複製ってどうやるの?
今回ご案内する複製の方法は2つ!
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』
このプラグインは、軽いし、かなりの優れもの!
ボクは仕事でも昔から利用しているんだ。
WordPressでページを複製するプラグインの決定版!
『Yoast Duplicate Post』です。
『Yoast Duplicate Post』はページの複製や、複製したページを書き換え状態にして、リライトをするのにも大変役に立ちます。
ページを複製する、というのは想像しやすいですよね。
あるページと同じ複製ページを作ります。
これらも同じく複製できます。
では、『ページを書き換え状態にして複製する』とは?
使い方の項目で詳しく解説しますが、下書きとしてページを複製し、公開する時に元ページを上書きします。
言葉だけだと伝わりにくいのですが、これが、ガッツリリライトするときに、超優秀!
詳しくは『Yoast Duplicate Postの使い方』をご覧ください。
『Yoast Duplicate Post』は安全なプラグインか
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』の
仕様を見てみよう。
2020年に『Duplicate Post』から『Yoast Duplicate Post』に変更されました。
私は『Duplicate Post』の時代から、いくつかのWEBサイトで使用していますが、軽くて、不具合なく使用できています。
では、2023年2月現在のWordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』の仕様を確認してみます。
WordPressの必須バージョン | 5.9以上 |
対応するWordPress最新バージョン | 6.1.1 |
必須PHPバージョン | 5.6.20以上 |
有効インストール数 | 400万以上 |
対応するWordPress最新バージョンは6.1.1で、『Yoast Duplicate Post』はきちんとアップデートされていることが分かります。
レビューを見ると海外からの声も多く寄せられており、有効インストール数が400万以上です。
プラグインとしての評価の平均は(503件の評価から)、 とかなりの高評価でした。
これらのことから、『Yoast Duplicate Post』安心して使える優良プラグインであることが分かりますね。
もしYoast Duplicate Postで不具合がでたら
もし、『Yoast Duplicate Post』で不具合があったなら……
これを試してみてください。
WordPressのバージョンが古いと不具合の可能性があります。
公式でも、WordPressのアップデートをするようにアナウンスされていましたので、試してみてください。
それでも改善しない場合は、
を試してみてください。
WordPressプラグインの入れすぎ注意?!なんで?ダメなの?
WordPressの標準機能のコピーを使う
プラグインは使いません!
WordPressブロックエディタに、標準機能としてあるよ。
この『WordPressの標準機能のコピー』は、今読んでいる記事の内容の範囲、記事を書くときの編集エリアのブロックを全てコピーできる機能です。
タイトル部分や、カテゴリなどはコピーできませんが、記事の内容は簡単にコピーできるので、リライトするときなどに便利な機能です。
WordPressプラグインを使うまでも無いけど、記事をコピーしたいと言うときは、とても使いやすい機能です。
『プラグインなしの記事複製方法』で、使い方を解説していきます。
WordPressの記事の複製の使い道
複製なんて、あまり使わないって思うよね。
でも、何気にブログ執筆で時短になったりするよ。
良かったら参考にしてみてね。
ブログを作成するにあたって、『ページの複製』はあまり使わないように思えますよね。
ここでは、私の『Yoast Duplicate Post』の使い道をご案内してみます。
仕事でも利用している『Yoast Duplicate Post』ですが、私は以下のように使っています。
『ブログのひな形を複製して使う』も『リライトに使う』も複製に代わりはありません。
でも『使い道』という点では、ひと味違います。
この『使い道』の違いをお話していきます。
シンプルにページの複製
そのままっ!
仕事でよく使っている『使い道』の1つですが、今あるページを複製して、
実は、同じ内容のコピーページを複数作っておくのは、Googleの評価上マイナスです。
同じページとみなされると、SEO的に評価が下がり、Google検索順位も下がる傾向にあります。
そのため、ブログでは、このような同系統のページを作るために複製するという、使い道は少ないでしょう。
例えば、会社のWEBサイトで『春のキャンペーン』と『夏のキャンペーン』ページを並行して公開しておき、内容はタイトルと日程だけ違う、ような感じです。
これは極端な例ではありますが、会社のWEBサイトではこのようなページは結構あります。
一押し?!ブログのひな形を複製して使う
ひな形を作っておくと、
ブログ記事作成の、時間短縮になっておすすめ!
ひな形、これはブログ作成の時間短縮に、一押しです。
記事の大枠を先に作っておくことです。
そんなのいる?
例えば、下記の図のような、ひな形です。
私はブログ記事を書くときは、アイテムの型や流れが、だいたい決まっています。
それらを前もって、組み上げておくのです。
そしてこのひな形をコピーして、新規ページとして肉付けして記事を仕上げます。
例え記事の型が決まっていなくても、『見だし』は使いますよね?
複製したページを開くと、その5個の『見だし』が既に並んでいるわけですが、
そうすると、記事の全体像が見やすくなり、記事も書きやすくなります。
一連の流れを通して作業をしてみると、結構時間短縮して楽になってるな〜と感じています。
もしよければ、ご自分なりの
ひな形を作って試してみてね。
このひな形なら、プラグイン『Yoast Duplicate Post』を使わなくても、WordPressのブロックエディタ標準機能で十分使えます。
リライトに使う
プラグイン『Yoast Duplicate Post』の真骨頂は
ガッツリリライトをする時!
この凄さは、とにかく『Yoast Duplicate Post書き換え & 再公開の使い方』を見てみてください!
これでWordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』の真骨頂をお分かりいただけるはず?です?!
『複製』ではなく、『書き換え & 再公開』機能を使うことで、元の『公開中』ページはそのまま公開された状態で、複製ページをリライトしていきます。
途中の保存も、作業の途中で翌日に再開するのも、元の『公開中』ページに影響はありません。
ゆっくり心置きなくリライト出来るよ。
早く作業しなきゃ、中途半端な記事になっちゃう!
って心配がないんだもん!
リライトが終了したら、『Republish』ボタンをクリックするだけ!
元の『公開中』のページとまるっと置き換えられるので、後で元ページを削除したりする手間もありません。
間違えてページを削除しちゃった!というミスも減らせるので、かなりありがたい機能です。
Yoast Duplicate Postのインストール方法
まずはWordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』を
インストールしていこう!
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』は、WordPress上で検索・インストールが完結します。
WordPressプラグインのインストール方法の詳細は下記記事でご案内しています。
まずは、WordPressメニューの『プラグイン』をクリックします。
上部に『新規追加』ボタンがあるので、クリックします。
『プラグインの検索』ボックスに
を入力すると、自動で検索されます。
『Yoast Duplicate Post』が出てきたら、『今すぐインストール』をクリックします。
インストールが終了したら、ボタンが『有効化』に変わるので、『有効化』をクリックです。
これで『Yoast Duplicate Post』が使用できるようになりました。
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』はデフォルトの設定で問題ありません。
あとはお好みで設定をいじっていけば、直ぐに『Yoast Duplicate Post』を使う事ができます。
Yoast Duplicate Postの設定方法は
こっちの記事を参考にしてみてね。
おすすめ設定も紹介しているよ。
Yoast Duplicate Postの使い方
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』では、
大きく2つの使い方があるよ。
固定ページ・投稿、両方で使えます。
シンプルなページの複製は、イメージしやすいと思いますが、『書き換え & 再公開』は分かりにくいですよね。
使い方を見ていただければ、ブログのガッツリリライトに大変重宝します。
また、時間が無い中、ブログ執筆されている方のリライトにも最適なので、この機能、おすすめです。
Yoast Duplicate Post複製の使い方
まずは、普通のページの複製からお話するね。
とっても簡単!
複製は2カ所から出来るよ。
複製は2カ所から行うことができます。
記事一覧から複製
まずは、記事一覧を開きます。
カーソルを沿わせると、いつも『ゴミ箱へ移動』や『プレビュー』などが表示されますよね。
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』を有効化することによって、『複製』が追加されます。
この『複製』をクリックするだけ!
これで、複製したページが出来上がりました。
記事の編集画面から複製
複製したい元記事の編集画面からも、複製ができます。
編集画面のメニューを見てください。
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』を有効化することによって、①『Copy to a new draft』が追加されました。
この『Copy to a new draft』をクリックします。
記事一覧で確認すると、複製ページが出来上がりました。
複製されたページの状態
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』の設定によって違うけど、ボクの設定状態に沿ってご案内してみるよ。
下記図は、複製されたページの編集画面です。
設定によって変わりますが、私は以下のように複製することにしました。
タグは見えていませんが、ちゃんとチェックされていました。
タイトル部分もカテゴリも、設定通りに複製されています。
WordPressの標準機能のコピーだと、記事編集エリアのブロックしかコピーできないので、『Yoast Duplicate Post』はとても便利です。
また、小さくて分かりにくいかもしれませんが、下記図は『複製元ページ』と『複製後』ページの比較です。
設定した部分と、記事編集エリアのブロックがきちんと複製されていることが、分かります。
Yoast Duplicate Post書き換え & 再公開の使い方
『書き換え & 再公開』のボタンも2カ所あるよ。
『書き換え & 再公開』機能も、いったん、複製ページが作られます。
『書き換え & 再公開』ページを作るのは、2カ所、『複製』ページを作る時と同じです。
ただ、クリックする名称が違うよ。
記事一覧は『書き換え & 再公開』をクリックします。
下記図は記事の編集画面です。
メニューにある『Rewrite & Republish』をクリックします。
すると、記事一覧には、複製ページが下記図のようにできあがります。
赤枠の下にある記事が、複製元の記事です。
『書き換え & 再公開』か『Rewrite & Republish』をクリックすると、下記のような複製されたページが開きます。
元の記事は公開中なので、こちらの複製ページで、思う存分リライトしていきます。
こんな時は、画面右上の『下書き保存』をクリックします。
下書き状態で公開されていないので、時間を気にせずリライトできますね。
記事のリライトが終了したら、右上の『Republish』をクリックして公開します。
①の『Republish』をクリックすると、ページが公開されます。
また、②の『Save changes and compare』をクリックすると、リビジョンのように、編集の様子が確認できます。
下記図は『Save changes and compare』をクリック後のページです。
左側がリライト前の原稿の状態、右側が編集後の状態で、どこをどう修正したのかが分かります。
『エディターに戻る』をクリックすれば、元の画面に戻ります。
ページが元に戻ったら、①の『Republish』をクリックしましょう。
『Save changes and compare』ページ内はリビジョンに似た比較画面なので、詳しいページの見方は下記の記事を参考にしてみてください。
ページの上部に以下のコメントが表示されました。
元の投稿は書き換え済み投稿と置き換えられています。現在、(書き換え済みの)元の投稿を表示しています。
どういう事かと言うと、『公開中』だった複製元のページとリライトしていた複製のページが置き換えられた(上書きされたみたいな感じ)のです。
下記図を見て、お気付きかもしれませんが、
一度、一覧ページに戻ると、複製されていたページが無くなっています。
つまり、『Republish』したことにより、ページが『公開中』のものと置き換わったことが分かりましたね。
このように、WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』の『書き換え & 再公開』機能は、ガッツリリライトにうってつけなのです。
時間短縮、そして効率の良いブログ作成に、『Yoast Duplicate Post』はとてもおすすめです。
PV数も複製された!PV数の修正がしたい!
『Yoast Duplicate Post』でちゃんと設定する前に、
複製したらPV数まで、前の数字が!
この修正はどうしたらいいの?
『Yoast Duplicate Post』で設定していなかったために、
そんな時は、下記の記事を参考にしてみてください。
難しい操作やプラグインを使わなくても、簡単に『PV数』の修正ができます。
ヒントは、カスタムフィールドを使うってコトだよ。
プラグインなしの記事複製方法
プラグインは使いません!
ワンクリックで超簡単!
記事エリアの内容を全部コピーできるから、
とっても楽ちん!
WordPressプラグインを使うのは、ちょっと……そんな場合はこの機能がおすすめ!
WordPressでブロックエディタ(グーテンベルグ)を使っていれば、利用することができます。
記事編集エリアのブロックを、全てコピーすることができる、優れものです。
使い方は、固定ページ・投稿の編集画面、右上を見てください。
点々マークのメニューがあります。
これをクリック!
メニューが開くので、『すべてのブロックをコピー』をクリックです。
真っ新な、新規ページに普通にペースト!
これで、新規ページにコピーしたページと、同じブロックを複製することができました。
タイトルや、カテゴリなどはコピーできません。
シンプルに記事の編集エリアのブロックのみのコピーです。
ですが、WordPressプラグインなしで、しっかり内容をコピーできるので、おすすめな機能の1つです。
今回のまとめ。複製して時間短縮!
ページの複製は、使い道によっては、
時間短縮になって、おすすめだよ。
今回は、ページの複製についてお話しました。
複製方法は2つ。
WordPressプラグインを使う方法と、WordPressプラグイン無しの、WordPressの標準機能を使う方法です。
WordPressプラグイン『Yoast Duplicate Post』は世界中でも利用者が多く、私はかなり前から利用していますが、不具合もなく便利に使っています。
仕事での使い道は、
として使い、ブログでは、
で使っています。
ブログ制作では、無ければ無いであまり不便はありませんが、使い方を工夫すれば、記事制作の時間短縮になります。
今回は、使い方よりも、使い道でブログ作業が少しでも楽になれば、と記事にしてみました。
よろしければ、参考にして頂けたら嬉しいです。
複製プラグインYoast Duplicate Postの設定方法
SWELL|標準機能で解決!記事のPV数をリセット&修正したい!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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